弘前のレンガ倉庫が美術館に 即興パフォーマンスのプレイベント
青森県・弘前市の「吉野町煉瓦倉庫」が、2020年の開館を目指し、美術館を核とした施設に改修される。8月21日、プレイベントとして即興アートパフォーマンス「光と音のサーカス」の公演を開催。前日には、舞台美術をつくるワークショップも予定されている。...
View Articleデヴィッド・ボウイのアートコレクション、サザビーズで初公開へ
2016年1月に他界したデヴィッド・ボウイはミュージシャンや俳優としての顔だけでなく、アート・コレクターとしての側面も持っていた。そのコレクションがロンドンのサザビーズで11月、「ボウイ/コレクター」と題したセールで公開される。サザビーズ・ヨーロッパの取締役会長オリバー・バーカーは同セールについて「多彩で、自由で、飾り気がない。デヴィッド・ボウイのコレクションは、20世紀最大の創造的精神の持ち主の一...
View Article小谷元彦、NY初個展。「海外で個展をする事」気概を語る!
2016年5〜6月、国内外で幅広く活動する彫刻家・美術家、小谷元彦のアメリカで初となる個展「Depth of the Body」がニューヨーク・チェルシーのギャラリー「アルバーツ・ベンダ」で開催された。同時期に開催されていたアートフェア「フリーズ・ニューヨーク」の会場で作家にインタビューを行い、...
View Articleアートを台座から考える! 竹岡雄二展が埼玉県内2会場で開催中
この夏、ドイツを拠点に活動する美術家・竹岡雄二の展覧会「台座から空間へ」が、埼玉県内2つの美術館(埼玉県立近代美術館、遠山記念館)で協同開催されている。作品を「見せること」にフォーカスした同展は、竹岡が永年テーマにしている台座という切り口から、作品が展示される空間・場所・環境について考える。黒川紀章設計の建築と文化財指定の和風建築、2館のそれぞれ魅力的な建築の中で、竹岡作品が来館者を静かに迎えてくれ...
View Article激動の時代に何が描かれた? 広島で「1945年±5年」展
終戦の年である1945年を境に、前後5年間に制作された日本の美術作品を紹介する展覧会が、広島市現代美術館にて開催されている。激動の時代を生きた美術家たちは、どのような表現を行い、どのように社会と関わってきたのだろうか。会期は10月10日まで。...
View Article近江商人発祥の地が舞台 BIWAKOビエンナーレ2016開催
豊臣秀次が築いた城下町「近江八幡旧市街」を舞台に、今回で7回となる「BIWAKOビエンナーレ2016 "見果てぬ夢~Eternal Dream"」が9月17日より開催される。近江商人発祥の地として栄えた江戸時代からの市内街並を歩いて回りながら、気鋭の若手実力派を中心に60組以上のアーティストの作品を見ることができる。...
View Articleアート・カップル9組による「ニュー・インティマシー」展が開催
作家を「個人」ではなく「カップル」という新しい関係性で作品を発表する展覧会「NEW INTIMACIES/ニュー・インティマシー」は、アーティストの菅かおると田中和人によって企画され総勢9組の「親密な」カップルが参加している。本展は、巣鴨に移転したXYZ collectiveのこけら落としとして、9月4日まで開催中。 「新しい親密さ」を意味するタイトルの展覧会「NEW...
View Article2020年に笑うのは? ワタリウムでナムジュン・パイク展
「ビデオアートの父」として知られるアーティスト、ナムジュン・パイクの没後10年を記念した展覧会「ナムジュン・パイク展 2020年 笑っているのは誰?+?=??」が、ワタリウム美術館(東京・渋谷)にて開催されている。前期は10月10日まで、後期は10月15日〜2017年1月29日。...
View Articleギャラリストの新世代 サトコオオエコンテンポラリー・大柄聡子
2016年2月、江東区を東西に流れる小名木川のほど近くにSatoko Oe Contemporaryは開廊した。ギャラリーが主に紹介するのは、1970〜80年代生まれの作家による現代美術。ギャラリーの代表を務め、彼らとは同世代である大柄聡子に同所の設立に込めた思い、今後の展望を聞いた。生活と美術をつなぐ場所Satoko Oe Contemporary ディレクター・大柄聡子...
View Article上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座⑧ 線画編
初心者にもやさしい直感的な操作が可能な多機能・低価格のペイントソフトとして、多くのクリエイターから支持を得ているペイントソフト「openCanvas」。声優の上田麗奈が、同ソフトのメインアートワークを手がけた人気イラストレーター・藤ちょこさんにその魅力を教わる連載です。前回からは写真をベースにした新たなイラストの作画に挑戦している上田。今回は過去の講座の作業を復習しつつ、写真素材をもとに人物を描き起...
View Article現代写真の巨匠トーマス・ルフの日本初となる本格的回顧展が開催
巨大ポートレートやデジタル画像からコレクションした作品などを発表し、1990年代以降の現代写真を牽引しているドイツの写真家トーマス・ルフ。日本初となる本格的な回顧展が東京国立近代美術館(東京・竹橋)で開催され、初期作品から未公開の最新作まで一気に公開される。期間は8月30日〜11月13日。...
View Article「暮らし」の芸術祭 さいたまトリエンナーレ2016が開幕!
「さいたま市」は、日本でもっとも多い人口を誇る県庁所在地のひとつ。そこで暮らす約127万人の人々に向けて創造と交流の場をつくる芸術祭「さいたまトリエンナーレ 2016」が9月24日から開催される。国内外から34組のアーティストが集結、「未来の発見!」をテーマに新作を発表し見慣れた「生活都市」をアートで彩る。...
View Article青森県美でアート×博物資料の「青森EARTH」展が今年も開催
青森県立美術館にて、企画展「青森EARTH2016 根と路(みち)」が開催されている。同館による企画展示シリーズの5回目となる今年は、「旅と土着」をキーワードに、美術作品のほか、青森県にまつわる考古・民族・自然誌資料を紹介。会期は9月25日まで。...
View Article「愛」の感触を語る。地主麻衣子「新しい愛の体験」展
1984年生まれの地主麻衣子(じぬし・まいこ)は、大学在学中にドローイングや小説を制作、2010年から映像を撮り始め、これまでさまざまなメディアを組み合わせた作品で独創的な表現方法を探究してきた。HAGIWARA...
View Article「美術検定」をもっと楽しもう! 2つの関連イベントが開催
2003年に始まった「アートナビゲーター検定」を前身とし、2007年より行われている「美術検定」が9月1日と7日、ブックカフェ6次元(東京・荻窪)と蔦屋家電(東京・二子玉川)で2つの関連トークイベントを開催する。 今回開催されるのはトークイベント「美術検定ナイト~語る、伝える、作ることで学ぶ美術の歴史」とアートークライブ「ザ・ニュースペーパー福本ヒデ『ザ・美術検定』」の2つ。...
View Article櫛野展正連載:アウトサイドの隣人たち ⑧家族をつなぐ壁新聞
ヤンキー文化や死刑囚による絵画など、美術の「正史」から外れた表現活動を取り上げる展覧会を扱ってきたキュレーター・櫛野展正。現在、ギャラリー兼イベントスペース「クシノテラス」を立ち上げ、「表現の根源に迫る」人間たちを紹介する活動を続けている。彼がアウトサイドな表現者たちにインタビューし、その内面に迫る連載の第8回は、40年以上にわたって一家の出来事を新聞にしている山田義廣・トヨ子夫妻を紹介する。...
View ArticleNADiff全館が会場! 森村泰昌展〈「私」の創世記〉開催
東京・恵比寿のNADiff GalleryとMEMが合同で、森村泰昌展〈「私」の創世記〉を開催する。本展は森村泰昌の80年代から90年代にかけての初期の写真作品を紹介する3部構成の展示で、NADiff A/P/A/R/T建物内の各スペースで作品が展覧される。また店内では、本展に関連した森村泰昌の選書フェアやトークイベントも行われる。 本展の第1部「卓上の都市」と第2部「彷徨える星男」 はNADiff...
View Article石橋英之の写真展がIMAギャラリーで開催中 トークイベントも
IMA gallery(六本木)でフランス・リール在住の写真家、石橋英之の個展「Présage / Connotations」が9月24日まで開催中だ。今回が3年ぶりとなる日本での個展に際し、8月26日にはアーティスト、ミヤギフトシと『美術手帖』編集長、岩渕貞哉によるトークイベントが予定されており、「記憶とアート」をテーマに鼎談が行われる。...
View Article裸体と原美術館 篠山紀信の写真展「快楽の館」が開催
篠山紀信の写真展「快楽の館」が、原美術館で9月3日〜1月9日に開催される。本展では約30名のモデルを起用したヌード写真を展示。すべての出品作品は会場である原美術館で撮り下ろした新作となっている。...
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