チームラボがPACE LONDONで新作を含む個展を開催
ウルトラテクノロジスト集団「チームラボ」は、2017年1月25日から3月11日まで、PACE LONDONで個展「teamLab: Transcending Boundaries」を開催する。本展では、5点の新作を含む全8作品が、3つの展示室にわたって展示される。...
View Articleミヤギフトシ連載11:基地の町、村上龍が描いたオキナワの影
アーティストのミヤギフトシによるブックレビュー連載。第11回では、東京の「基地の町」福生市を舞台とする村上龍の『限りなく透明に近いブルー』を取り上げ、過ぎた時代に東京と沖縄を生きた人々に思いを馳せます。村上龍『限りなく透明に近いブルー』 オキナワという名の青年 ミヤギフトシ...
View Article即興線描の文谷有佳里、αMで新作を発表
即興で線を描く作品を制作する文谷有佳里の個展が、ギャラリーαM(馬喰町)で2016年12月17日より開催される。本展は、埼玉県立近代美術館主任学芸員の梅津元がキュレーションする展覧会シリーズ「トランス/リアル」の第6弾で、サブタイトルは「Transonic/Line」。...
View Articleギャラリストの新世代 カナカワニシギャラリー・河西香奈
2015年、写真を軸に、その他のあらゆる現象学的メディウムを用いた現代美術を紹介するギャラリーとして、南麻布にオープンしたKANA KAWANISHI GALLERY。音楽、服飾、出版など、様々な分野を経て現在はギャラリーを運営するディレクターの河西香奈に話を聞いた。未踏の表現を求めて ニューヨークでの日々 2015年3月、東京・南麻布にKANA KAWANISHI...
View Article誘惑は500年の時を超える。クラーナハの女性像を読み解く
国立西洋美術館(東京・上野)では10月15日より、日本初となるルカス・クラーナハ(父)の回顧展「クラーナハ展 500年後の誘惑」が開催されています。クラーナハの絵画、なかでも女性像は、20世紀美術の巨匠であるピカソやデュシャン、そして作家・澁澤龍彦など、多くのアーティストを魅了し、インスピレーションをもたらしてきました。その魅力と独自性の源を探ってみましょう。...
View Article直木賞作家・西加奈子が新作刊行にあわせて初の個展を開催
東京・秋葉原のアーツ千代田3331にあるAI KOWADA GALLERYにて、2017年1月21日より作家の西加奈子による絵画展が開催される。新作小説『i(アイ)』(ポプラ社)の刊行にあわせ、同作の世界観を表現した作品を発表する。...
View Article旅する写真家・石川直樹が、水戸芸術館で未発表作含む個展開催
茨城の水戸芸術館現代美術ギャラリーにて、世界中を旅しながら作品を発表している写真家・石川直樹による個展「この星の光の地図を写す」が開催される。会期は12月17日〜2017年2月26日。...
View Article相対性理論×やくしまるえつこ×YCAMの特別企画が開催中
音楽シーンのみならず、テキストやドローイング、美術作品など多彩な分野で活動するやくしまるえつこと、やくしまるが率いる音楽ユニット「相対性理論」が、山口情報芸術センター[YCAM]で初の特別企画「天声ジングルー∞面体」を12月18日まで開催している。...
View Article名和晃平セレクション・CAF賞選抜展 注目作家インタビュー②
11月19日にホテルアンテルーム京都で開幕した「CAF賞選抜展」。同展には、これまで過去3回にわたって開催された「CAF賞」の受賞者の中から、現代美術家・名和晃平が厳選した若手アーティスト16人が名を連ねている。なかでも、特に注目したいアーティスト6人をピックアップし、全3回にわたって紹介。それぞれのバックグラウンドや作品に込めた思いなどを掘り下げていく。第2弾は第2回CAF賞(2015年)で最優秀...
View Article美術手帖 2017年1月号「Editor's note」
2016年12月17日発売の「美術手帖 2017年1月号」より、編集長の「Editor's note」をお届けします。...
View Article世界が愛する「マリメッコ」、初の大規模展が東京で開幕!
女性デザイナーのアルミ・ラティアが1951年にヘルシンキで創業したマリメッコ。いまやファブリックだけでなく家具や日用品も手がけるライフスタイルブランドとして、世界中で親しまれている同ブランドの日本初となる大型巡回展が、12月17日より東京・渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開幕した。同展は高知県立美術館、島根県立石見美術館、西宮市大谷美術館を経ての開催となる。...
View ArticleICCでライゾマとアート+コム展 東西のメディアアートが共演
NTTインターコミュニケーション・センター [ICC](東京・初台)にて、ともにテクノロジーを用いた表現活動に取り組んできた、アート+コムとライゾマティクスリサーチによる展覧会「光と動きの『ポエティクス/ストラクチャー』」が開催される。会期は1月14日〜3月20日。...
View Article【今月の1冊】同時代のイタリア美術から、フォンタナを読み解く
『美術手帖』の「BOOK」コーナーでは、新着のアート&カルチャー本の中から毎月、注目の図録やエッセイ、写真集など、様々な書籍を紹介しています。2017年1月号では、イタリア20世紀美術の展開を参照しながら、イタリア現代美術を代表するアーティストのひとり、ルチオ・...
View Article穏和な女性像を描く洋画家・五味清吉、生誕130年記念展が開催
穏やかで上品な裸婦像を描いた洋画家、五味清吉の生誕130年を記念した回顧展が、岩手県立美術館で12月23日より開催される。 1886年に岩手県盛岡市に生まれた五味清吉は、1908年に東京美術学校西洋画科に入学、明るい戸外の光に照らされた外光表現を学び、穏和な筆致の印象派風の作品を描いてきた。...
View Article多彩なドットを生み出す小野耕石、VOCA賞受賞後の最新作個展
カラフルなドットをシルクスクリーンで印刷した作品で知られる小野耕石の個展が、アートフロントギャラリー(代官山)で2017年1月6日より開催される。 小野耕石は、シルクスクリーンの技法を駆使し、無数のインクの柱が立ち並ぶ平面作品「Hundred Layers of Colors」シリーズで知られている。...
View Articleその数約3500件! MoMAの展覧会アーカイブに注目
ニューヨーク近代美術館(以下、MoMA)はデジタル戦略に長ける美術館のひとつとして、世界的に知られている。そんなMoMAが、今年画期的なデジタルアーカイブをオンラインで無料公開した。それが「The exhibition history」だ。...
View Article浅草にオノ・ヨーコの《光の塔》が登場 光で平和を祈る
現在、東京・浅草のASAKUSAで行われている、オノ・ヨーコとリクリット・ティラバーニャによる2人展「共に行動すること」では、12月24日にクリスマスイベントを開催、オノ・ヨーコの《光の塔》が再現され ることが決定した。 1960年〜70年代、著名人の言動がマスメディアを介して伝播され、集団的な想像力を喚起する時代にあって、ジョン・レノン...
View Article期待のアーティストに聞く! 市原えつこが生み出す現代のSF
最新のテクノロジーを使い、文化や信仰を新しいかたちでとらえ直す作品やプロジェクトに取り組んできた、1988年生まれの市原えつこ。NTTインターコミュニケーション・センター[ICC](東京・初台)の新進作家紹介コーナー「エマージェンシーズ!」で12月20日から個展を開催する市原に、作品について聞いた。隠された真理から事件を発明する...
View Article明治七宝の最高峰、並河靖之の初回顧展が東京都庭園美術館で開催
明治期を代表する七宝家として活躍した並河靖之の没後90年を記念する展覧会「明治七宝の誘惑―透明な黒の感性」が、東京都庭園美術館で2017年1月14日より開催される。 七宝とは、金属の下地の上に釉薬(ゆうやく)をのせて焼くことで、美しい彩色を施す金属工芸の一種。日本では桃山時代より盛んになり、幕末に一度廃れるものの、明治時代に輸出用美術工芸として再び脚光を浴びた。...
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