彫刻が描かれた絵画作品をつくり続けている千葉正也の個展「Pork Park」が、シュウゴアーツ ウィークエンドギャラリー(東京・三宿)で9月25日まで開催されている。
1980年神奈川県出身の千葉正也は、現実と虚構が入り交じった奇妙な世界観を持つ絵画作品を制作。紙粘土を素材にした白い彫像や手作りのオブジェをつくり、写真や身の回りの品を使って組み合わせた風景画が、代表的な作品スタイルに挙げられる。
近年各地で実施している「自画像」シリーズでは、他人の顔に千葉の自画像を描き、遠隔で指示をすることによって他人に自らを演じさせるパフォーマンスを行っている。千葉は、絵画と彫刻、パフォーマンスなど、メディアを越境的に駆使することによって、絵画表現の拡大に挑み続けてきた。
本展では、「Pork Park」と題した連作5点とオープニングにてパフォーマンスとともに発表した自画像シリーズの新作を中心に構成。「Pork Park」は、千葉の祖父が豚肉を食べたことが原因で寄生虫にかかり、晩年まで苦しんだというエピソードから着想し、その寄生虫が豚の中にいた時の様子をモチーフに描いた。なお、土日限定でのオープンとなる。
千葉正也個展 「Pork Park」
会期:2016年9月10日~9月25日
会場:シュウゴアーツ ウィークエンドギャラリー
住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F
電話番号:03-6453-8296
開廊時間:12:00~18:00
休廊日:月〜金(土日のみ開廊)
URL:http://shugoarts.com/
会場:シュウゴアーツ ウィークエンドギャラリー
住所:東京都世田谷区池尻2-7-12 B1F
電話番号:03-6453-8296
開廊時間:12:00~18:00
休廊日:月〜金(土日のみ開廊)
URL:http://shugoarts.com/