箱根・彫刻の森美術館の作品を撮る。篠山紀信×アートの個展
写真家・篠山紀信による、彫刻の森美術館(神奈川・箱根)の野外彫刻作品を撮り下ろした作品などで構成される展覧会「篠山紀信写真展 KISHIN meets ART」が、同館で開催中だ。会期は2017年4月5日まで。 ヌードやポートレート、都市風景をモチーフとした写真作品で知られる篠山紀信。近年では、美術館での個展「篠山紀信展...
View ArticlePARCOがつくる新しいカルチャー発信拠点、12月オープン
今年8月7日に、一時休業のため閉館した渋谷パルコ。その地に新たなカルチャー発信拠点として、パルコがアートスペース「GALLERY X BY PARCO」をオープンする。場所は渋谷PARCOパート1、パート3のほど近くの渋谷スペイン坂。「GALLERY X BY...
View Article75万人動員の「篠山紀信展 写真力」、17年横浜美術館に巡回
2012年6月に熊本市現代美術館で開幕して以来、東京オペラシティ アートギャラリーをはじめ、新潟県立万代島美術館、札幌芸術の森、松本市美術館など日本全国25会場を巡回、計75万人以上を動員してきた「篠山紀信展 写真力 THE PEOPLE by KISHIN」が2017年1月に横浜美術館で開催される。...
View Article上田麗奈と藤ちょこ先生のデジタルペイント講座 ⑩背景編
初心者にもやさしい直感的な操作が可能な多機能・低価格のペイントソフトとして、多くのクリエイターから支持を得ているペイントソフト「openCanvas」。本連載では、声優の上田麗奈が、同ソフトのメインアートワークを手がけた人気イラストレーター・藤ちょこさんにその魅力を教わりながら、オリジナルのデジタルイラストを制作。第7回からは写真をベースに新たな作品に挑戦しています。第10回の今回は、それぞれの物の...
View Article名和晃平が選んだ! 「CAF賞選抜展」で注目の16作家が展示
京都市南区に位置するアートホテル「ホテルアンテルーム京都」。ここを舞台に、新進アーティスト16名が集う「CAF賞選抜展」が11月19日に開幕した。本展は公益財団法人現代芸術振興財団が2014年より主催し、全国の学生を対象に、若手アーティストの育成を目的として毎年実施しているアートアワード「CAF賞」の選抜展だ。選抜アーティストを選んだのは現代美術家の名和晃平。その狙いとは?「CAF賞選抜展」で作品を...
View Article大山エンリコイサムの香港トラベル・レポート
海沿いを中心に多くのアートスポットが集まり、活気を見せている街、香港。2019年には美術館「M+」の開館を控えており、その広がりは今後も続く勢いを見せている。そんな香港のいまを、東京とニューヨークという2つの大都市での生活を経験し、ストリートやグラフィティ文化にもとづく作品を発表する大山エンリコイサムはどう見たのだろうか。香港の街が持つ特徴を観察した、滞在記を届ける。...
View Article心の傷を"継ぐ"アーティスト・渡辺篤インタビュー 後編
東京藝術大学在学中から自身の体験に基づく、傷や囚われとの向き合いを根幹とし、かつ、社会批評性の強い作品を発表してきたアーティスト・渡辺篤。卒業後は路上生活やひきこもりの経験を経て、2013年に活動を再開した。「引きこもり」「傷」「鬱」など自身の経験をもとに、作品づくりに取り組んできた渡辺が、「黄金町バザール2016ーアジア的生活」に初参加し、さまざまな人の「心の傷」をウェブ上で匿名で募集する新プロジ...
View Article工芸とデザインの「境目」をテーマに金沢で深澤直人監修の展覧会
「ものづくり」としての共通点を持ちながら、異なるジャンルとして区別される「工芸」と「デザイン」。両者の「境目」を探ることをコンセプトに、プロダクトデザイナー・深澤直人が監修する展覧会「工芸とデザインの境目」が、金沢21世紀美術館で開催されている。2017年3月20日まで。...
View Articleスティーブ・ライヒと太陽光で写し取る 篠田太郎が個展開催
MISA SHIN GALLERY(東京・白金高輪)にて、篠田太郎による個展「太陽と富士山とスティーブ・ライヒ」が開催されている。会期は12月24日まで。...
View Article学生限定の「立体アートコンペAAC2016」最優秀賞が決定
マンションに常設展示する立体作品を募集する学生コンペ「アート・ミーツ・アーキテクチャー・コンペティション(AAC)2016」の最優秀賞を、七宝焼きを取り入れた、広島市立大学大学院の古川千夏の作品が受賞した。...
View Articleフランスのペロタン、2017年春に東京に新スペースオープンへ
フランス・パリを本拠地に、ニューヨーク、香港、ソウルなど世界各国にギャラリーを展開するペロタンが2017年春、東京・六本木のピラミデビルに新スペースをオープンさせる。空間設計は建築家アンドレ・フー(AFSO)が担当。...
View Articleアート満載のレストラン「PAVILION」、中目黒にオープン
遠山正道が代表を務め、スープストックトーキョーなどを展開するスマイルズは11月22日、「中目黒高架下」内にLOVEとARTをテーマにしたレストラン「PAVILION」をオープンさせた。コミッションワークを中心に、数々のアート作品が彩る店内。その見どころをアートコレクターとしても知られる遠山に聞いた。「PAVILION」は東急中目黒駅の高架下に開業した複合施設「中目黒高架下」内、もっとも代官山寄りの場...
View Article三菱一号館美術館でルノワールと梅原龍三郎の「師弟展」開催中
近代日本の洋画界を牽引し「画壇のライオン」と呼ばれた梅原龍三郎と、フランスの印象派を代表する画家で、梅原の師でもあったピエール=オーギュスト・ルノワールの展覧会が、三菱一号館美術館(東京・丸の内)で開催されている。会期は2017年1月9日まで。...
View Article東松照明、石内都らがURANOで「核」がテーマのグループ展
東京・天王洲に新スペースをオープンしたURANOにて、グループ展「Unclear nuclear」が開催される。原爆や原発などの「核」をテーマに、国内外で活動する7人の作家が作品を展示する。...
View Articleついにオープン! すみだ北斎美術館レポート
江戸時代の人気浮世絵師・葛飾北斎にまつわる美術館「すみだ北斎美術館」が11月22日、東京・両国にオープンした。北斎が生まれた町に誕生した美術館の魅力と、注目の北斎作品をレポート!くつろげるのに、斬新な空間建築 3階ホワイエの様子...
View Article期待のアーティストに聞く! 「アート」を語る伊東宣明
関西を主な拠点に、人間の本質に迫る映像やインスタレーション作品を発表してきた、1981年生まれの伊東宣明。WAITINGROOM(東京・恵比寿)で11月26日から個展「アートと芸術家」を開催する伊東に、作品について聞いた。「アート」の奥に翻るリアルとフィクション...
View Article「瓦礫」とガラスに垣間みる人間の営為 代官山で藤堂の個展開催
藤堂の新作個展「瓦礫」が、アートフロントギャラリー(代官山)で2016年11月25日〜12月25日に開催される。 10年以上ものドイツ・デュッセルドルフ在住経験を持つ藤堂は、自ら世界各地を歩いて収集した石を切断し、その間にガラスを埋め込み磨き上げた石の作品で知られている。ありのままの自然のかたちを人為的に切断し、...
View Article日常を切り取る森千裕の新作個展「テニス肘」がサトコオオエで
ドローイング、写真、立体などメディアを横断的に使った作品を制作している森千裕の新作個展「テニス肘」が、サトコオオエコンテンポラリー(東京・清澄白河)で、11月26日より開催される。...
View Article解析される「レター」 中尾拓哉が見た大山エンリコイサム
東京・南麻布のTakuro Someya Contemporary Artにて、大山エンリコイサムによる国内初個展「Present Tense」が開催された(2016年8月20日〜9月24日)。グラフィティ文化の資格言語をモチーフとしたシリーズの新作が発表された本展を、中尾拓哉がレビューする。中尾拓哉 新人月評第8回文体とスタイル大山エンリコイサム「Present Tense」展...
View Article貧弱なキャラクター彫刻が生み出す世界観 山下拓也個展が開催
段ボールやゴミ袋、ビニールといった素材を活用し立体作品を制作する山下拓也の新作個展「弱弱様Ⅲ」が、11月26日よりTALION GALLERY(東京・目白)にて開催される。 1985年三重県生まれ、名古屋市在住の山下拓也は、展示空間や素材の条件を利用し、巨大なマスコットや脈略のないキャラクターをモチーフとした、大きなスケールのインスタレーション作品を制作。その不気味かつ滑稽な作風で知られている。...
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