東京・天王洲に新スペースをオープンしたURANOにて、グループ展「Unclear nuclear」が開催される。原爆や原発などの「核」をテーマに、国内外で活動する7人の作家が作品を展示する。
コレクターの島林秀行がキュレーションを行う本展には、新井卓、石内都、河口龍夫、高嶺格、東松照明、潘逸舟(ハン・イシュ)、山田周平の7人が出品。1930年生まれの故人である東松から1987年生まれの潘まで三世代にわたって、広島・長崎への原子爆弾投下や、福島第一原子力発電所の事故をはじめとする、核にまつわる問題を作品化している作家が参加する。
世界最古の写真技法・ダゲレオタイプを独学で習得し、作品を制作する新井卓は、240枚のダゲレオタイプで原爆ドームを構成した作品などを発表。1960年代より作品を発表し続けている、戦後の日本の美術を代表する作家のひとりである河口龍夫は、福島の原発事故後に制作した新作を展示する。会期は11月26日〜1月7日。
Unclear nuclear
会期:2016年11月26日〜2017年1月7日
会場:URANO
住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3階
電話番号:03-6433-2303
開館時間:11:00~18:00(金は〜20:00)
休館日:日、月、祝、12月25日〜1月4日
URL:www.urano.tokyo
会場:URANO
住所:東京都品川区東品川1-33-10 TERRADA Art Complex 3階
電話番号:03-6433-2303
開館時間:11:00~18:00(金は〜20:00)
休館日:日、月、祝、12月25日〜1月4日
URL:www.urano.tokyo