ゴミを取り巻くカオス、柴田祐輔「続・公共と自由」展が開催

映像、写真、オブジェを使ったインスタレーション作品を発表している柴田祐輔の個展「続・公共と自由」が、WAITINGROOM（東京・恵比寿）で1月28日〜2月26日に開催される。

　1980年生まれの柴田祐輔は、「現実とフィクションの関係は相反するもののようでありながら、実際は密接で常に表裏一体なものである」という視点から、人やモノ、出来事を通した虚実性に着目し、多彩なメディアを用いたインスタレーション作品を制作してきた。

　近年の個展に、2016年「公共と自由」展（Art Center Ongoing、東京）、14年「BGM」（WAITINGROOM、東京）、グループ展に14年『ねんど』（PAN///、マニラ）、「Some Like It Witty」展（Gallery EXIT、香港）などがあり、さまざまな国内外の展覧会に参加している。

　本展は、「公共と自由」展に続く展覧会として、社会で共有している「公共空間」と、その路上で自然な振る舞いを見せる「ゴミ」を取り巻くカオスから、そこに立ち上がる風景の可能性を模索。写真を中心としたインスタレーションを発表する。