大宮エリーが描く十和田の木々、1週間限定で展示

文筆家や画家など、多彩な側面を持つ大宮エリー。十和田市現代美術館での個展の際に描いた最新作を展示する「tree, tree, tree」展が、代官山ヒルサイドテラスにて開催される。会期は2017年1月17日〜1月22日。

　1975年大阪生まれの大宮エリーは、エッセイストとして活躍する傍ら、ラジオ・パーソナリティーや演出家としても活動。2012年には画家として初個展「思いを伝えるということ」展を、翌年には「生きているということ」展を渋谷のPARCOミュージアムで開催した。

　2016年に十和田市現代美術館で開催した個展「シンシアリー・ユアーズ ─ 親愛なるあなたの 大宮エリーより」では、青森の自然のエネルギーに深く感動し描いた大型の最新作《十和田の冬》（2016）を発表。本作について大宮エリーは、「冬の木々には、春、夏、秋、へ向かっていくすべてのエネルギーが詰まっている気がする。だから描いた。」と語っている。

　本展では、《十和田の冬》のほかに、十和田で描いた最新作《りんごの団らん》《ゆめごごちの森》や、2016年夏に宮城県塩釜市の浦戸諸島で描いた《まざーあーす》《浦戸の白ユリ》も展示。また、《十和田の冬》の制作風景も初公開される。