馬喰町のギャラリーαMにて、相川勝と小沢裕子による展覧会「トランス/リアル─非実体的美術の可能性」が開催される。キュレーションは、埼玉県立近代美術館主任学芸員の梅津元が担当する。会期は9月10日〜10月15日。
ギャラリーαMは、武蔵野美術大学が運営するノンプロフィット・ギャラリー。若手作家とキュレーターの発掘を掲げ、1988年のオープン以来、25名のゲストキュレーターを迎え、200回以上の企画展を開催してきた。
本展は梅津元がキュレーターを務める2016年度の企画「トランス/リアル─非実体的美術の可能性」シリーズの第4弾。梅津によればこのシリーズは、1980年代後半以降に活動している日本のアーティストを対象に、「非実体的」という概念を手がかりとして、モダニズム以降の美術の可能性を探る試みであるという。
シリーズを構成する7つの展覧会は、それぞれ「トランス(trans)」という接頭語を持つ言葉をキーワードに構成される。本展のサブタイトルは「Transfer/Information」。著名な音楽CDをモチーフに、そのジャケットから内容までを自らの手で「再現」する相川勝と、インターネット上のイメージや音を素材に作品を制作する小沢裕子が共作を出品する。
トランス/リアル─非実体的美術の可能性
相川勝・小沢裕子 Transfer/Information
相川勝・小沢裕子 Transfer/Information
会期:2016年9月10日~10月15日
会場:ギャラリーαM
会場:ギャラリーαM
住所:東京都千代田区東神田1-2-11 アガタ竹澤ビルB1F
【関連イベント】
アーティスト・トーク
日時:2016年9月10日 18:00〜
パフォーマンスイベント
日時:2016年10月15日
アーティスト・トーク
日時:2016年9月10日 18:00〜
パフォーマンスイベント
日時:2016年10月15日
出演:相川勝、小沢裕子
※両イベントとも参加無料、予約不要。
※両イベントとも参加無料、予約不要。