複合的なインスタレーション作品などを手掛けるアーティスト、マウリッツィオ・モケッティが、アキライケダギャラリー東京(東京・品川)にて個展を開催。1970年から2001年までに制作された立体作品7点とドローイング1点が展示される。
マウリッツィオ・モケッティは、1940年にイタリアで生まれ、ローマを拠点に活動しているアーティスト。88年からサンフランシスコでレジデンスを経験し、フィンランドやドイツ、スペインなど、世界各地で展示を開催。70年から6回にわたってヴェネチア・ビエンナーレに参加しているほか、日本では、91年に「名古屋国際ビエンナーレ」に出品している。
モケッティが発表してきたのは、光とテクノロジーへの関心に基づくミニマルな作品や、自動車、飛行機、武器、幾何学形態などで構成されるインスタレーション作品。60年代から制作を続けてきた作家は、「美術作品はアイデアであり、プロジェクト」「テクノロジーとは、作品をアイデアに近づけるための道具」と語る。
品川の勝島倉庫内にあるアキライケダギャラリー東京で開催される本展では、1970年から2001年までに制作された立体作品8点を紹介する。会期は4月16日〜6月30日。
Maurizio Mochetti
会期:2016年4月16日~6月30日
会場:アキライケダギャラリー
住所:東京都品川区勝島1-4-11 勝島倉庫 B-604
住所:東京都品川区勝島1-4-11 勝島倉庫 B-604