渋谷ヒカリエで11月8日より、「2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展」(超福祉展)が始まった。3回目となる今回は、 企画展示ディレクターにデザインエンジニアの緒方壽人、シンポジウムディレクターにタイムアウト東京代表の伏谷博之の2人を迎えての開催となる。
本展は展示のほか、シティガイド『タイムアウト東京』とコラボレーションした多数のシンポジウム、「人機一体」の新たなスポーツや最新のモビリティを体験できる「みやしたこうえん」でのイベント、デザインコンペなど、多数のコンテンツで構成。
展示ではデザインエンジニア・緒方壽人監修の企画展示「Take the Next Step」のほか、ヤマハやスズキが開発したモビリティが展示される。また今年は、渋谷区とTOTOの協力のもと、デザインコンペティションも開催され、「ダイバーシティを目指す渋谷区にふさわしいトイレ」をテーマにした優秀作品が展示されている。
また、会期中に行われるシンポジウムのひとつでは「- Beyond Diversity - 『Beyond LGBT』テクノロジーの進化によって、LGBTの未来が変わる!?」と題し、「六本木クロッシング 2016」(森美術館)にも出展した、《(不)可能な子供》(2015)で注目を集めるアーティストの長谷川愛が登壇するなど、従来の福祉の枠を超えたアイデアやデザイン、テクノロジーが一堂に会する機会となる。2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、ますます注目が集まる福祉の分野。その現在形を体験してはいかがだろうか。イベント詳細などは公式サイトからチェックしてほしい。
2020年、渋谷。超福祉の日常を体験しよう展
会期:2016年11月8日~14日
会場:渋谷ヒカリエ8階 8/(ハチ)
会場:渋谷ヒカリエ8階 8/(ハチ)