ニューヨーク近代美術館(MoMA)は27日、NTT DOCOMOが開発した絵文字176種を同館のコレクションに収蔵したと発表した。
この絵文字はNTT DOCOMOが1999年に携帯電話に導入したもの。絵文字は現在「Emoji」として、世界中で受け入れられており、今回の収蔵品はその原点とも言える。開発は95年にNTTドコモに入社した栗田穣崇の監修のもと行われた。栗田は「iモード」生みの親としても知られている。
この絵文字についてMoMAは、「新たな視覚言語発展の種」としており、「クローバルなデジタルコミュケーションの新しいかたちとして急速に広まった」と評価。同館では今年12月に、この絵文字をフィーチャーしたインスタレーションを展開する予定だという。